今までもこれからも、唯一無二の親友

 

今はもう私の中では学生時代の記憶は風化されつつあり、断片的ではありますが、唯一無二の親友・W氏について書き起こそうと思います。

 

 

 

 

W氏とは高校3年生の時に出会いました。同じクラスで話す程度だったのが、お昼ご飯を一緒に摂るようになり(高校の時ってお昼を一緒に摂るのが仲良しさんな証だったようなところがありません?)その時、ちょうど鬱に落ちていた私と一緒に居てくれた記憶があります。何を話しても、その時の思いをぶつけても、W氏は拒絶することがなかったんです。当時、知識がないとか意味が分からないとかだとしても目に見えた拒絶をしなかったんです。少なくとも私にはそのように見え、ぬくぬくとW氏の隣に居続けてしまいました。

 

私が病みながらも専門学校に進学した頃、W氏とを繋ぐのはお互いのブログでありメールであり、何かのきっかけで1時間程掛けて会いに来てくれ、そこから月に1度のお茶会が始まったと思います。何かと、W氏は会いに来てくれてファミレスで煙草片手に何時間もお話をしていました。(W氏は今も昔もハイライトを愛煙しています)

 

そんなW氏に私が何をしてあげれたのかは分かりません。が、「さとこはただ、話を頷いて聞いてくれる」と言われたような気がします。言いたい事をうまく伝えられないから頷くしか出来なかっただけなのかもしれなかったけれど、W氏がそれで良いのなら私はとても嬉しかったのです。

 

そんなW氏は私が唯一、呼び捨てで呼んでいるヒトです。ツレのことも友人のことも「名前+さん」なので、これは相当仲良しなのだなと思いました。いつの間にか親友と呼べる相手になっていたのです。(初めの頃に苗字+さん付けしたら軽く叱られた記憶もあります)

 

そんなW氏とは今でもツキイチのお茶会をしています。現在、色々あって私の職場のユニットで働いていますが、無理をしないで欲しいなぁと思っています。

 

W氏は私にfoggyを教えてくれ、今でも聞いています。なかなかココロの肥料になる歌ばかりです。有り難や。

 

今も昔もですが、W氏には多忙なイメージがあります。仕事でもプライベートでも何かと動き回っているような、そんな感じなのです。遠恋をしていて、あまり話題にはなりませんが、W氏にはツレの次に幸せになって欲しいなぁと心から思うのです。

 

私の交友関係は狭く浅くな感じなのですが、W氏は長い付き合いもあって深い方です。なんでも話せる、大切な相手だからこそ礼儀も尽くさなくてはならないと思っています。

 

変に古風なことをしたくなり、いつもならメールやLINEで済ませてしまうようなこともW氏には手紙を書いたりしています。切手を貼り、翌日ぐらいに届くのを楽しみにしながら書いた内容は大体忘れてしまっているのです。

 

W氏もボディピアスをしています。私よりも数が多く、軟骨にも開けていて管理が大変だろうなぁと思います。髪も緑めいていたり、金に近い程明るかったり。今は暗い色になっているようです。どんどん短くなっていくのも見て、でもとてもコンパクトに収まっていて良く似合っていると思いました。

 

お互いに持病がありますが、特にW氏には無理をして欲しくないと思います。生真面目で頑張り屋なW氏の息を付けるお茶会にしたいなぁと常々思っているのです。吐き出すだけで、たぶん、消化出来ることもあると思うので。

 

これからもずっと、仲良しでいられたらと、そう思うのです。